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2020.07.09
野球|秋田|2020.07.09
自分と向き合う冬を経て
最後まで全力を尽くす
[秋田商業高校]撮影・文◉竹内松裕
「発信力を高めてチーム力を向上させたい」と話していたキャプテンの三浦圭佑(前列中央)
確実に成長を遂げた選手たち
第71回秋季東北高校野球県大会の準決勝で、秋田商業は明桜高校に0-2で完封負けを喫した。3安打に抑え込まれたメンバーは試合後、高校のグラウンドに戻り、バッティング練習に取り組んだという。
翌日には由利高校との第3代表をかけた試合が待っている。だからこそ切り替えなければならなかった。
キャプテンの三浦圭佑は「明桜には負けたくなかった。自分たちは1年生のときからまだ1回も勝ててないので」と悔しさを募らせた。
そして由利との試合。蓋を開けてみると秋田商業は11安打で3得点を挙げ、失点も許さず3-0で勝ち切り2年連続東北大会への切符を掴み取った。
東北大会では初戦で東奥義塾高校(青森第3代表)と対戦し、3-6で敗戦。1回に幸先よく先制しながらも、相手に反撃され、その後は2点を返すのが精一杯。これで来春の選抜大会は実質的に消滅した。
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