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  • 2020.08.30

    サッカー|青森|2020.08.30

    慢心・過信を捨て、
    真剣にサッカーと向き合う絶対王者
    [青森山田高校]

    撮影◉間垣幸子 文◉田仲敦子

    慢心・過信を捨て、 真剣にサッカーと向き合う絶対王者          青森山田高校

    U-18日本代表のCB藤原優大。空中戦での高さのあるヘディングは圧倒的な存在感を放つ

    困難な状況でも揺るがない、王者の貫禄

     高校サッカー界を牽引する常勝チームの強さは、この夏も揺らぐことはなかった。

     

     7月、高総体の代替大会として開催された青森県高等学校夏季サッカー大会。青森山田高校は、467得点無失点と圧倒的な強さで優勝し、王者の貫録を示した。

     

     また、8月初旬に石川県で行われた和倉ユース2020大会では、5日間の連戦にもかかわらず、決勝の履正社高校との戦いを5-0と快勝。強豪16チームの頂点に立ち、全国の舞台でも力の差を見せつけた。

     

     黒田剛監督は、和倉ユースを振り返り「最後まで集中力を切らすことなく、しっかりと勝ち切れた。決勝が一番良かったかな。自分たちのやるべきことが徹底されつつある」と話し、数少ない公式戦での勝利に一定の手ごたえを得たようだった。

     

    選手一人一人の動きを見ながら指導する黒田剛監督。何かに特化したスタイルのチームではなく、すべてにおいて優れたチーム作りをしているのが青森山田のスタイル

     

     

     夏のインターハイが史上初の中止となり、プレミア・プリンスリーグの開催形式が変更されるなど、例年とは異なる状況下でシーズンをスタートさせた選手たち。だが、気持ちの切り替えは早かった。

     彼らが見据えるのは、冬の選手権。プレミアリーグやインターハイは、選手権への経過に過ぎない。

     

     練習や試合が思うようにできない中でも、冷静に「自分がすべきことは何か」を考え、個々の苦手克服やスキルの強化に励んできた。

     

     チームをまとめるキャプテンの藤原優大(ふじわら・ゆうだい)はこう話す。

     「試合数が減り、モチベーションを保つのが難しい中で、一人ひとりが一日一日集中して練習に取り組んできた。その真剣さが結果に現れたのだと思います。夏季大会も和倉ユースも、みんなが自信を持って臨めましたし、結果も満足できるものだった。今はもっと強いチーム、トップレベルのチームと戦って、この力が通用するのか試したいです」

     

     試合が楽しみで待ちきれない。藤原の言葉からは、そんな様子がうかがえた。

     

     

    別メニューで練習を行うゴールキーパー陣。12人の指導者が各カテゴリーに分かれ丁寧にきめ細かな指導にあたっている

    プレースピードが速く、強度のある練習が日々行われている青森山田。照り付ける太陽の下でのハードワーク後、こまめに水分補給をする選手たち

    声を掛け合い練習に励む選手たち。プレミアリーグ、プリンスリーグ、青森県リーグ1部、青森県リーグ2部、国体U-16など、あらゆるカテゴリーで多くの経験を積むことができる体制を整えている

     

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