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2020.07.09
野球|青森|2020.07.09
先輩方の背中を追って
“歴史への挑戦”は続く
[弘前東高校]撮影◉間垣幸子 文◉工藤璃子
主力となる6人の選手
2019年秋季大会で準優勝を勝ち取る
ここ数年、着実に力をつけている弘前東高校。2016年夏以降は、常に県ベスト8以上の成績を残し続け、八戸光星や青森山田などの強豪校に加えて「私立5強」と言われるようになった。
昨秋始動した新チームは、夏を経験したメンバーが多く、彼らが中心となって臨んだ秋季県大会は、決勝で青森山田に3-6で敗れ、惜しくも準優勝という結果だった。
主力となるのは、昨夏もベンチ入りしていた3年生6人。1番・木村年貴が出塁し、主将の蝦名温人がつなぐ。続く成田優之介、佐藤一輝、藤田青空からなるクリーンナップは、チームの打撃の中心だ。特に成田は、「バッティングが良い」と葛西徳一監督は評価する。
一方、守備ではエース・山口直人が、緩い球を上手く使って抑えていく。「自分のピッチングを分かっていて、守備のリズムが良い」と蝦名主将からの信頼も厚い。
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