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  • 2020.12.16

    バスケットボール|青森|2020.12.16

    笑顔と“全員バスケ”で
    つかんだベスト4
    [三沢商業高校]

    撮影◉間垣幸子 文◉田仲敦子

    笑顔と“全員バスケ”でつかんだベスト4         [三沢商業高校]

    試合前に円陣を組み、気合を入れる選手たち。「最後まで笑顔で戦おう」と声を掛け合い、コートに立った

    感謝の気持ちを忘れずにプレーしたい

     2年ぶりとなる準決勝進出を果たした三沢商業高校。昨年、新人戦の初戦で敗退したチームの躍進を支えたのは、最後の大会にかける3年生の強い思いだった。

     

    故障のため昨年1年間試合に出場できなかったキャプテンの斗沢未来は「3年生になって『さあ頑張るぞ』という時に、練習も試合もできない日々が続きつらかった。

     

     それでも、新人戦の悔しさをバネに頑張ってきました」と振り返る。インターハイ出場経験もある強豪校。『以前は強かったのに』という声を耳にする度「必ず勝ち上がる」と、気持ちを奮い立たせた。夏の代替大会以降は、自粛期間で落ちてしまった体力を取り戻すため、脚力強化をメインとした練習に取り組んだ。

     

     

    そして迎えた県予選。三沢商業は斗沢、エースのマクレイ・アンナ・フレダ(3年)の活躍でノーシードから勝ち上がり、4強入りを決めた。準決勝の相手は強豪柴田。選手たちは「とにかく楽しんで、笑顔でやろう」と声を掛け合い試合に臨んだという。結果は45対90で敗戦となったが、コートに立つ5人だけでなく、ベンチメンバーも一丸となり全力で戦い抜いた。

     

     

     試合後、斗沢は「やっぱり強かった、というのが一番の感想。でも、私たちも最後まで全員の気持ちをひとつにして戦うことができました。あとは、後輩たちに任せます」と笑顔で語ってくれた。

     

     気持ちを新たに、スタートを切った新チーム。現在は、ディフェンスの強化など基礎を中心に練習に励んでいる。3年生からバトンを引き継いだ新キャプテン内藤寧音(2年)は「部員一人ひとりが勝ちにこだわり、チーム内でもっと指摘し合い、高め合っていけるチームにしたい」と抱負を口にした。

     

    「周囲への感謝の気持ちを忘れずにプレーできる選手、チームを目指したい」と話すのは、藤井佑太監督。「3年生が残してくれたベスト4という結果に少しでも近づけるように1戦1戦試合をしていければ」と、期待を寄せる。目下の目標は、1月の新人戦で決勝リーグへ勝ち進むこと。内藤は「必ず最終日まで残ります」と奮闘を誓った。

    相手の厳しいディフェンスの中を果敢に攻める#12泉舘雪乃(2年)

    柴田戦でチーム最多の15点を挙げたマクレイ・アンナ・フレダ(3年)。エースとして最後までチームをけん引した

    ケガを克服してコートに立った#4斗沢未来(3年)。悔しさを原動力に変え、高校最後の大会で躍動した

    スタメン出場しチームに貢献した#10内藤寧音(2年)。新チームではキャプテンを務める

    シュートを放つ#13宇藤里利香(2年)。後半に出場し、要所で得点を挙げるなど大事な働きを見せた

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