この地で生きる 心をつなぐ
株式会社
岩手日報社
岩手日報社
The Iwate Nippo Co., Ltd.
・住所:岩手県盛岡市内丸3-7
・TEL:019-653-4111/FAX:019-626-1882
・代表者:代表取締役社長 東根千万億
・創業:1876(明治9)年
・事業内容:日刊新聞の印刷、発行、販売など
・従業員:316名
・HP:https://www.iwate-np.co.jp/
地域と共に歩む岩手の「県紙」
岩手日報社は1876(明治9)年に創刊し、140年余りの歴史を持つ新聞社です。「独立」「責任」「奉仕」を基本理念に掲げ、地域と共に歩んできました。盛岡市の本社を拠点に、県内14支社局、県外に3支社。発行部数は17万8千部。県内一を誇る岩手の「県紙」です。
新聞社は「職業のデパート」と言われ、多様な部門があります。岩手日報社は編集、論説委員会、販売、広告事業、総合メディア、総務の6局に分かれて業務を行っています。新聞を作る上で大切にしているのは「人間力」。複雑な社会変化に対応できる「たくましさ」と「やわらかい心」の持ち主を求めています。現役の国体選手、元甲子園球児、IT企業や金融からの転職者をはじめ、幅広い分野で情熱を燃やしてきた社員が活躍しています。
東日本大震災から10年。復興の長い道のりを、日々の地道な取材を通じて県内のみならず国内外に発信し続けてきました。企画報道「命の軌跡~東日本大震災5年 一連の報道~」は2016年度の新聞協会賞、企業広告「最後だとわかっていたなら」は2017年新聞広告電通賞を受賞しました。復興に終わりはありません。震災の風化と闘い、命を守る教訓を未来へ―。これからも社員一人一人が県紙の使命を胸に刻み、被災地の思いに寄り添い続けます。
また、読者のライフスタイルに合わせて、電子新聞「岩手日報デジタル版」や電子書籍の発行、暮らしに役立つアプリの開発などデジタル分野で独自サービスを展開しています。
記者が書いた原稿に目を通し、アドバイスする報道部デスク(手前)
メジャーリーグ取材でマリナーズの本拠地・T-モバイルパークを訪れた岩手日報社の記者たち=2019年5月、米シアトル
カラー鮮やか。毎時最大16万部の印刷が可能。災害にも強い制作センター=矢巾町
岩手日報社公式キャラクター「イワさんとニッポちゃん」
- 読んでワクワク 知ってなるほど
「岩手日報」が学校の教材に過去と今、未来をつなぐ新聞。紙面を読む子どもたちの瞳が輝きます。NIE・読者部は小中学生や高校生に、新聞に親しんでもらうNIE(Newspaper In Education)活動を展開しています。記者が学校で授業するほか、学校の取り組みを取材して紙面やホームページで紹介しています。
新聞を使って文章力アップ!記者が小学校で授業=盛岡市内(左)
県内外のNIEの取り組みを発信している岩手日報のホームページ(右) - 「本があるから 今がある」
活字文化の継承、雄星投手も応援半世紀以上の伝統ある「岩手読書感想文コンクール」。2020年度は、大リーガー菊池雄星投手の協力で応募者が倍増しました。「本があるから 今がある」。読書家アスリートの言葉が心に響きます。コンテンツ事業部が取り組む活字文化の継承は新聞社の大切な役割の一つです。
菊池雄星投手が協力した岩手読書感想文コンクールの表彰式(左)
岩手日報社が出版している本やコミック(右) - いつでも記事にアクセス
デジタルで新聞の楽しさ広がる世界や日本、地域のニュースが次々に入ってくる岩手日報ホームページ。岩手の話題をはじめ、重大ニュースや主要スポーツなどの速報を配信しています。デジタル戦略部は常に最新技術を追求し、新聞の未来を担う存在です。電子新聞の運用や生活に密着したアプリ開発など新たな活躍の場が広がっています。
2019年に開始した岩手日報デジタル版。毎日の紙面をスマートフォンやタブレットで読むことができます(左)
紙面に掲載されたアイコンを読み込むことで映像や音楽などを楽しむことができるアプリ「いわぽんリーダー」(右)