高い技術と新しい発想力で
ニーズに沿った製品を製造

東京都目黒区に本社を置く「ニッカン工業株式会社」のグループ会社として、1991 年 4 月に設立。翌年には本社工場が完成し、電子材料であるプリント基板のベース基盤メーカーとして操業をスタートしたのが岩手ニッカン株式会社です。2011 年には、電気絶縁材料の製造を担う同グループ会社の日管電材工業を合併して、現在の体制となりました。以来、紫波郡紫波町で、本社工場を含めた 3 つの工場が稼働を続けています。
親会社であるニッカン工業株式会社は長年培ってきた「塗る」「貼る」「重ねる」技術をフルに活用した製品を生産。電子機器の軽量化、小型化に不可欠な薄くて軽いフレキシブルプリント配線板において、日本で初めての量産化に成功した企業で、その優れた製品と技術力は世界に認められるブランドにまで成長しました。
岩手ニッカン株式会社の主となる製品はパソコンやスマートフォン、自動車などに使われるプリント配線板用銅張積層板、シリコン製の電線やチューブ、複合絶縁紙（テープ）などです。開発技術、生産技術の向上や改善、そして品質保証を担当する技術部、プリント配線板用積層板の製造を担う積層製造部と絶縁チューブや絶縁クロス、電線などの製品を製造する絶縁材料製造部の 2 つからなります。どちらにおいても材料の市場ニーズが高まりをみせている昨今。お客様のニーズに沿った高品質な製品の製造をテーマに、新しい発想と独自の開発力のもと、全社一丸となって挑戦しているものづくり企業です。